2015年11月16日

借りた時の錯覚と借りた後の現実

Category: 未分類 — pj @ 10:01 AM

私が生まれて初めてキャッシングをした金融機関は、みずほ銀行カードローンでした。夏休みの時期に家内の実家に一家全員で帰省する際、お金が足りなかったので借り入れを実行したのでした。
申し込み手続きは簡単でした。審査にも何の問題もなくスムーズに通りました。それらは、あまり印象には残っていません。私にとって何よりも印象に残ったのは、キャッシュカードを使って銀行のATMから初めてキャッシングをした時のことでした。それはまるで、自分の預金口座から自分のお金を引き出すのと全く同じような感覚だったのです。
もちろん、それは単なる錯覚のようなものです。キャッシングで手に入れた現金は、借金なのです。たとえどんなに簡単に現金が手に入ったように感じたとしても、借金は借金です。借りたお金である以上、元金に利息を上乗せして返さなければなりません。
しかし、頭の中では借金だと分かっていても、感覚は何だか微妙に正常ではなくなってしまうようなのです。キャッシングを利用して借り入れを行っているのに、どうしても自分の預金口座に振り込まれた給料を降ろすような感覚に陥ってしまうのです。
もっとも、そんな錯覚もすぐに解消されます。何しろ毎月の自動引き落としによる返済は、すぐにスタートするのです。毎月の返済約定日に間違いなく引き落とされる返済を見ると、借りた時の錯覚などは木っ端微塵に吹き飛んでゆきました。後に残されたのは、返済という厳しい現実だけです。
私は、この初めてのキャッシングの経験を通して、それについて考えさせられました。キャッシングとは、借りる時はまるで自分の預金を引き出すように手軽で便利に錯覚してしまいますが、その後には返済という厳しい現実が待っているのです。その錯覚と現実とのギャップこそが、一生忘れられない強烈な印象として残っています。
もしもこれからキャッシングを利用しようと思っている人がいたら、是非、その大きなギャップについて正しく認識してからキャッシングをして欲しいと願っています。